最近、特にも2021年くらいになってから、メタバースという言葉を耳にすることが増えてきた感じがしますね!
ニュースなどでも時々聞こえてくるようになってきたメタバースですが、正直なところまだまだメタバースとは何なのかがイマイチ理解できていないんですよね…
そこで今回は、改めてメタバースとは何なのかというところを確認していきたいと思います!
そもそもメタバースとは何?
そもそも、メタバース(metaverse)という言葉は、英語の「meta」という言葉と「universe」という言葉が組み合わされて作られた造語です。
このうち、「meta」という単語には「超越」とか「高次の」などといった意味があり、「universe」には「宇宙」という意味があるんですよね。
つまり、超越した高次元の宇宙のような世界って感じの意味になってきますね。
現実の世界とか宇宙とは別でインターネット上に存在している仮想空間・バーチャル空間がメタバースで、その中では自分自身の体の代わりにアバターを使って活動することができるというのがメタバースの大雑把なイメージになってくるのかなと思います。
とはいえ、正直なところ言葉だけで説明されても、まだイマイチ理解しにくいというか、具体的なイメージが浮かんでこないですよね…
そこで、もう少しメタバースの世界をイメージしやすいものとして、映画やアニメなどのメタバースに似た世界観を描いた作品をいくつかご紹介したいと思います!
映像やストーリーでメタバースに近い世界に触れることによって、これまでよりもかなりイメージがしやすくなるんじゃないかなと思いますよ!
メタバースとは何?という疑問の解決に役立つ作品は?
何だかちょっと取っつきにくいメタバースですが、メタバースのような世界観を描いている映画やアニメなどといった作品に触れることによって、かなりイメージがしやすくなってくると思います。
実際、私も最初はメタバースってどういうものなのか理解するの難しいよな~
って思っていたんですけれど、これからご紹介するような映画などの作品を見てから、かなりイメージしやすくなってきましたし、将来的にメタバースが普及して広がっていくというのもうなずけるなと感じるようになりました。
今回は、そのようなメタバースについての理解がしやすくなるような作品をいくつかご紹介しますね!
メタバース的な世界を描いた作品1:サマーウォーズ
メタバースのような世界を描いたアニメ映画として有名なのがサマーウォーズですね。
サマーウォーズは2009年8月に公開された細田守監督の映画で、テレビでも何度も放送されている作品なので、ご覧になったことがあるという方も多いんじゃないかなと思います。
「時をかける少女」を手掛けた数多くのスタッフがこの作品にも参加しているということで、絵の雰囲気とかもかなり近い感じがしますよね。
あの、神木隆之介さんが主人公の声を演じたことでも有名になった作品かなと思います!
さて、このサマーウォーズの作品の中には「OZ(オズ)」という仮想世界が登場するんですが、これがメタバースの世界に近いイメージなんです。
仮想世界のOZには、パソコンや携帯電話などの端末を使ってアクセスすることができて、ユーザーは自分自身の分身となるアバターを使って買い物をしたりゲームをしたり、ほかのユーザーとコミュニケーションを取ることができるようになっています。
さらには、役所での手続きとか税金の支払いなどもOZの世界で行えるようになっているということで、2009年に公開された映画ではありますが、作品の中の世界はかなり先進的な感じがしますね。
その中でもやはりメタバースの世界と近いというか、未来の姿をイメージさせてくれるのが、仮想空間の中でアバターを使って世界中の人とコミュニケーションを取ることができるという部分なんじゃないかなと思います。
今でもSNSで世界中の人と交流することはできますけれど、やはりコミュニケーションの手段は文字が基本なので、インターネットの向こう側にリアルな人がいることがイメージしにくいことも多いのかなと思うんです。
その点、仮想空間の中にお互いがアバターとして存在している状態だと、チャットで話をするときも、音声で通話のように話をしながらやり取りをするときにも、これまでよりもより近く相手を意識することができるようになってきそうですね。
現実世界で身近にいる人とだけではなく、物理的には遠く離れた人とでも、まるで本当に会って話をしているかのようにコミュニケーションを取ることができて、さらにはそこでお買い物などの経済活動も行うことができるというのは、世界を大きく変えるインパクトを持っているなと感じますね。
メタバース的な世界を描いた作品2:竜とそばかすの姫
竜とそばかすの姫も、先ほどのサマーウォーズと同じ細田守監督の作品として知られていますよね。
2021年7月に公開された映画なので、サマーウォーズに比べると、見たことがあるという人は少ないのかもしれませんが、こちらもメタバースに近い世界観を描いた作品なんじゃないかなと感じています。
竜とそばかすの姫では、「U(ユー)」という仮想世界の中で「As(アズ)」というアバターを使って活動することができるのですが、この中で歌を歌ったり、ライブをしたりすることができるというのもメタバース的な要素なんじゃないかなと思います。
例えば既に、フォートナイトという人気のゲームでは、米津玄師さんがオンラインでコンサートを実施していたり、その他にもオンラインゲーム上で海外の有名なアーティストがライブを開催するといったように話題になっているものがあるんですよね。
単にオンラインのゲームにとどまらずに、その中でコミュニケーションを取ることができたり、ライブを開催することによる収益を生み出すことができるというのも、メタバースの将来性を感じさせてくれる部分だと思います。
これまでは、リアルなコンサート会場に出向いて、購入したチケットを渡さないと体験することができなかったライブが、今後はメタバースの世界で体験できるというのは大きいですよね。
既にメタバースの世界では、リアルなチケットの代わりにNFTの技術を活用することによって限定性を持たせることができるようになってきているので、竜とそばかすの姫のように、音楽の面から考えても仮想空間の可能性はさらに広がっていくんじゃないかなと思います。
メタバース的な世界を描いた作品3:ソードアート・オンライン
ソードアート・オンライン(SAO)は、川原礫さんのライトノベルが原作で、アニメ化もされている大人気大人気作品なんですが、こちらもメタバースなどの世界観に近い部分があるなと考えさせられる作品になっています。
この作品では、主人公を含む多くのゲームプレイヤーがVR仮想現実の世界の中にログインしたまま出ることができないようにとらわれてしまい、仲間と一緒にゲームを攻略しながら脱出を試みるというストーリーなんですが、現実世界とは別に仮想現実の世界があるという意味ではメタバースに非常に近いなという印象を受けます。
物語の中では、何とか仮想空間から脱出することができた主人公が、現実世界では全く体を動かすことができなかったために、筋力が衰えて体をうまく動かすこともできないという描写があったりするんですが、これは今後メタバースが普及していく中でも問題になり得る部分かもしれないなと考えさせられますね。
VRヘッドセットなどを使って、自分自身は仮想空間の世界にのめり込む形になってしまうのですが、それによって現実世界の自分自身は体を全く動かさなくなってしまうので、健康上の問題が生じてしまうこともあり得るのかなと感じた作品でした。
メタバースの世界が普及して一般的になれば、中にはVRの世界で生活する時間の方が長いという人も出てくる可能性は十分に考えられます。
運動不足や栄養失調にならないように、メタバースの世界との関わり合い方についても気を付けていかなければいけないですね。
まとめ
ということで、そもそもメタバースってどういうものか理解しにくいものなので、少しでもわかりやすくイメージしやすくなるものとして、またバースに近い世界を取り扱った映画やアニメなどの作品をご紹介してきました。
言葉だけの説明でメタバースについて学ぶよりも、映画やアニメなどを通じてメタバースに触れたほうが理解しやすい部分も多いと思いますので、ぜひぜひこれらの作品などもチェックしていただけるとイメージしやすくなってくるんじゃないかなと思います!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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